「基地局関連メーカ各社の動向−2009年度通期−」
【要約】
09年度通期は主要事業者3社が投資を縮小
2009年度通期の設備投資額はNTTドコモが前年同期比6.9%減となる6,865億円、KDDI(au)のau事業は同12.8%減の3,768億円、ソフトバンクモバイルが同7.2%減となる1,847億円、イー・モバイルは同34.5%増の534億円になった。
それに伴い、通期は携帯電話事業者4社合計で同7.6%減となる1兆3,014億円の投資が実施されている。
なお、2010年度通期の投資額はNTTドコモが同1.7%減となる6,750億円、KDDI(au)は同4.5%減の3,600億円、ソフトバンクモバイルが同73.3%増となる3,200億円、イー・モバイルは同27.0%減の390億円を見込む。
ソフトバンクモバイルの積極的な投資計画に注目が集まる。
【キーワード】
☆当面は7,000億円弱の投資額で推移するNTTドコモ!!
「FOMA」基地局数の拡大も落ち着き、今後5年間はLTE(Long Term Evolution)向け投資を含めても年間7,000億円弱の水準で推移していく見込みだ。
★auは新800MHz帯への集中投資を継続!!
KDDI(au)が2008年度上期以降、新800MHz帯への設備投資に注力している。
☆2,000億円弱で投資効率を高めるソフトバンクモバイル!!
「SoftBank 3G」基地局数の拡大も落ち着き、2009年度は2,000億円未満の投資額で効率を高めた。
正式版からの抜粋を含め、いろいろと本レポートをご紹介させていただきましたが、ご興味のある方はご購入いただければ幸いです。
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