「基地局関連メーカ各社の動向−2009年度上期−」
【要約】
09年度上期は主要事業者3社が投資を縮小
2009年度上期の設備投資額はNTTドコモが前年同期比6.0%減となる3,162億円、KDDIのau事業は同8.8%減の1,863億円、ソフトバンクモバイルが同6.2%減となる715億円、イー・モバイルは同1.2%増の169億円になった。
それに伴い、上期は携帯電話事業者4社合計で同6.8%減となる5,909億円の投資が実施されている。
また、NTTドコモとKDDIのau事業の投資内訳では、NTTドコモが携帯電話事業へ同8.4%減の2,580億円、そのうち「FOMA」には同8.4%減となる2,155億円を投下した。
一方、KDDIのau事業はCDMA2000 1xEV-DO方式(2GHz)へ同42.2%減となる357億円、新800MHz帯には同13.5%増の1,003億円を投下している。
【キーワード】
☆当面は7,000億円で推移するNTTドコモの投資額!!
「FOMA」基地局数の拡大も落ち着き、今後5年間はLTE(Long Term Evolution)向け投資を含めても年間7,000億円程度の水準で推移していく見込みだ。
★auは2GHzから新800MHz帯へ投資先を移行!!
KDDI(au)が2008年度上期以降、2GHzから新800MHz帯へと設備投資先を移行している。
☆少ない投資で効率を高めるソフトバンクモバイル!!
「SoftBank 3G」基地局数の拡大も落ち着き、今後は2,000億円程度の投資額で推移しながら投資効率を高めていく。
正式版からの抜粋を含め、いろいろと本レポートをご紹介させていただきましたが、ご興味のある方はご購入いただければ幸いです。
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