「携帯電話端末における不具合の現状」
【要約】
不具合はソフト更新サービスで対応
携帯電話端末の高機能化や相次ぐ新規端末の市場投入などに伴い、近年では端末におけるソフトウェアの不具合などによるトラブルが多発傾向にある。
ただ、携帯電話事業者各社もソフト不具合に手をこまねいているだけでなく、ソフト更新サービスの提供を開始している。
従来はソフト更新の際、ユーザが店頭へ出向いて不具合の解消を行っていたことに比べ、不具合への対処が容易になった。
電池パックの不具合は影響大
端末における不具合にはアプリケーションや通話、メール、着信音など、さまざまなものがある。
ただ、これらの不具合は人体に被害を及ぼさず、ソフト更新サービスの実行中に端末が利用できなくなるのみだ。
そのためNTTドコモやソフトバンクモバイルでは予約更新機能を提供しており、ユーザがソフト更新の時間を自由に設定できる。
なお、端末における不具合で最も大きな影響を与えるのは電池パックだ。
これまでも2007年1月に三菱電機端末、6月には京セラ端末、8月にNokia端末などで不具合が発生した。
さらに2008年3月には京セラ端末で発生し、ユーザが火傷を負うなど深刻な事態に陥った。
【キーワード】
☆事業者はソフト更新を提供!!
すでに携帯電話事業者各社は携帯電話端末における不具合にソフトウェア更新サービスを提供している。ユーザはソフト更新サービスを利用することにより、店頭へ出向くことなく端末の不具合を修正することができる。
★増加傾向にある不具合件数!!
今後も携帯電話端末の高機能化や開発期間の短縮化などが続く限り、不具合発生件数の沈静化も見込めそうにもない。そのため今後は不具合の少ない端末メーカという選択肢が、ユーザに芽生えるかもしれない。
☆電池パックの不具合で火傷!!
2008年3月に発表された京セラ端末「W42K」における電池パックの不具合では、ユーザが火傷を負うなど人的な被害が出た。充電中の電池パックが破裂/発火するなど深刻な事態に陥った。
正式版からの抜粋を含め、いろいろと本レポートをご紹介させていただきましたが、ご興味のある方はご購入いただければ幸いです。
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