「フェムトセルの最新動向と今後の展望」

【要約】
きめ細かなエリア整備に期待がかかるフェムトセル
現在、携帯電話事業者各社はフェムトセルの実用化に向けて動いている。

それに伴い、メーカ各社もフェムトセルの開発に余念がない。

フェムトセルとは、ユーザが家庭や会社内に設置できる超小型基地局で、カバー・エリアも半径数十m程度と非常に小さい。

ただ、フェムトセルは既存基地局と比べて小型/軽量に開発可能なため、設置場所の制約が少なく、電波が届きにくいビル内や地下街、住居内、高層階に設置でき、きめ細かなエリア整備が可能になると期待されている。

すでに運用を開始しているNTTドコモ
フェムトセルについては、すでにNTTドコモが2007年11月から運用を開始している。

また、ソフトバンク・グループも7月に実験を公開しており、2008年第1四半期に試験、第2四半期には一部地域で商用化、第3四半期に全国に拡大させる計画とされる。

ただ、現在のところ、フェムトセルの運用には法制度などが絡むため、ユーザが自由にフェムトセルを設置することはできない。

そのためNTTドコモによるフェムトセル運用では現行制度に則った提供形態になっている。

【キーワード】
☆NTTドコモは運用中!!
NTTドコモが2007年11月から、ビルの高層階や地下など携帯電話サービスの電波が届きにくい不感地域の対策として、フェムトセルの運用を開始した。


★規制緩和後にソフトバンクモバイル!!
ソフトバンクモバイルもNTTドコモと同様にフェムトセルの導入には積極姿勢であるが、全国拡大は2008年後半が見込まれている。

☆auは消極姿勢!!
KDDI(au)もフェムトセルの開発を進めているものの、電波干渉や違法電波の助長、機器の価格などの問題から消極的な姿勢だ。

正式版からの抜粋を含め、いろいろと本レポートをご紹介させていただきましたが、ご興味のある方はご購入いただければ幸いです。

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なお、目次/図表はPC版に掲載しています。

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