「iPhoneの最新動向と今後の展望」

【要約】
米国市場でiPhoneが販売開始
米Appleと米AT&Tが2007年6月29日の午後6時から、全米で「iPhone(アイフォン)」の販売を一斉に開始した。

すでに両社は1月の「Mac Expo」でiPhoneを発表しており、販売開始までにiPhoneは大きな注目を浴びてきた。

実際の販売開始には「Apple Store(164店舗)」「AT&T store(1,800店舗)」の直営店舗に行列ができるなど、米国の携帯電話市場でも例をみないほどの人気であった。

また、iPhoneの販売は従来の携帯電話端末販売とは異なる方式を採用している。

iPhoneでは店頭で端末を購入し、米AT&Tとのサービス契約手続きにはユーザ自らがパソコンと「iTunes」を介したアクティベート(初期起動)を必要とした。

なお、アクティベートの採用により、ユーザは店頭で待つことなく、iPhoneを購入することができた。

国内向けiPhoneの投入には課題が山積み
すでに米国市場で米Appleの「iPhone」の販売が開始され、国内でも盛況ぶりが伝わっている。

そうした中、国内事業者各社は自社へのiPhone導入に強い関心を持ちつつ、米Appleとの交渉を進めているものとみられる。

しかし、実際にiPhoneが日本上陸を果たすには乗り越えるべき障壁が多い。

事業者各社はこれらの課題を解消させるべく、米Appleとの話し合いを進めているものとみられる。

ただ、世界でも有数の携帯電話事業者である米AT&Tを手懐けたともいえる米Appleに、どこまで事業者各社が食い下がるか注目が集まる。

【キーワード】
☆お祭り騒ぎのiPhone販売開始!!
「iPhone」販売開始時には、「Apple Store」ニューヨーク店2店舗では600名以上が行列を作ったとされ、サンフランシスコ店には徹夜組を含めて1,000名前後が並んだという。

★2008年には1,000万台の販売目標!!
米Appleは2008年までに全世界で1,000万台の「iPhone」販売を目指している。ただ、米AppleによるiPhone発表当初、この計画は無謀とみられていたが、現在では米Appleの目標達成は容易だとみられている。

アジア市場には2008年に投入!!
米Appleによれば、「iPhone」の海外展開は2007年中に欧州市場、2008年にはアジア市場で販売を開始する計画だという。

正式版からの抜粋を含め、いろいろと本レポートをご紹介させていただきましたが、ご興味のある方はご購入いただければ幸いです。

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なお、目次/図表はPC版に掲載しています。

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