「2005年度上期における国内出荷端末要覧」

【要約】
上期はシャープが8機種を投入
2005年度上期は36機種もの携帯電話端末が市場投入され、カラー・バリエーションも加えると合計94機種が市場に出回った。

中でもシャープが8機種の端末を投入し、メーカ別シェアで第1位を獲得している。

内訳はNTTドコモ向けが3機種、ボーダフォン向けは5機種となった。

今後も折り畳み型端末投入は主流
一時期、多くの端末メーカが競って折り畳み型端末を市場投入していたが、最近では再びストレートやスライド型端末もみられるようになってきた。

ただ、今後もメール利用が縮小傾向に進むとはみられず、大型液晶を搭載可能な折り畳み型端末の投入は2005年度下期以降も続くものとみている。

上期の主流メイン液晶は約2.4/2.2インチ
上期における端末のメイン液晶画面の大きさは約2.4と2.2インチが主流となった。

約2.5インチ以降の液晶も採用されているものの、上期は合計4機種と一部の端末に過ぎない。

ただ、カシオ計算機は上期中に約2.6インチ液晶搭載の「W21CAU」「W31CA」を市場投入しており、他メーカに比べて液晶の大きさに強みをみせている。

1インチ程度が主流のサブ液晶
サブ液晶に関しては、9機種の携帯電話端末が約1.1インチを搭載しており、約1.1インチが主流といえる。

ただ、サブ液晶の大型化は約1.2インチが2機種、約1.5インチは1機種と進んでいない。

一方、約1.0と0.9インチではそれぞれ4機種となっており、1インチ程度の大きさが暗黙の了解となっている状況だ。

【キーワード】
☆折り畳み型端末は今後も主流!!
※最近では再びストレートやスライド型端末もみられるようになってきたものの、今後も折り畳み型端末が主流となる見込みだ。

★メイン液晶は約2.4インチが主流!!
※2005年度上期におけるメイン液晶画面の大きさは約2.4と2.2インチが主流となった。

☆サブ液晶は1インチ程度が主流!!
※サブ液晶は9機種の携帯電話端末が約1.1インチを搭載している。

★外部メモリはminiSDに軍配!!
※上期には23機種の携帯電話端末が外部メモリにminiSDメモリ・カードを採用した。

正式版からの抜粋を含め、いろいろと本レポートをご紹介させていただきましたが、ご興味のある方はご購入いただければ幸いです。

ご購入はPC版にてお願いいたします。

なお、目次/図表はPC版に掲載しています。

トップ・ページへ
http://www.m-report.net/m/