「中国における携帯電話市場動向-2003年下期-」
【要約】
単月純増400万
China MobileとChina Unicomにおける毎月の純増数が、2003年7月以降、月間平均400万で推移している。
これに伴い、下期における純増ユーザ数は2,378万となった。
携帯電話ユーザ数が急拡大している中国市場であるものの、主流サービスはGSM/GPRS方式で、3Gへの移行は進んでいないのが現状だ。
3月末に3G試験
唯一、CDMA2000 1x方式を提供しているChina UnicomにしてもCDMA方式ユーザは2,000万程度となっている。
しかし、3Gへの準備は着々と進んでおり、中国政府が2004年内あるいは2005年に3G免許の発行を行う見込みで、免許発行の準備をしているとされる。
【キーワード】
☆増加ペース拡大中!!
2003年下期はChina MobileとChina Unicomの月間純増数が平均400万で推移した。
★3G参入は5社!?
固定電話事業者のChina TelecomやChina Netcom、China Railcomが参入を目論む。
☆3月末に3G試験!!
3月末にW-CDMA方式、4月末には1x方式、5月末頃にTD-SCDMA方式試験が実施される。
【8.3Gサービスへの進捗状況】
04〜05年に3G免許!?
中国市場における3Gサービスの展開は中国政府の3G免許発行の後れから、未だに明確な道のりが定まっていない状況だ。
すでに政府は3G免許を発行する準備をしているとされるものの、決定は2004年内あるいは2005年に下される見込みとなっている。
方式延長の事業者
既存携帯電話事業者であるChina MobileとChina Unicomの動向については、China Mobileが既存のGSMをW-CDMA方式へ増強したいという意向を持っている。
一方、China Unicomは2002年1月からCDMA方式サービスを、2003年3月にはCDMA2000 1x方式を開始させており、今後の増強もCDMA方式路線に傾くものとみられる。
1x方式以外にもGSM1x方式を採用するという筋書きも有力だ。
正式版からの抜粋を含め、いろいろと本レポートをご紹介させていただきましたが、ご興味のある方はご購入いただければ幸いです。
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