話題となったのはいうまでもなく100万画素のカメラ搭載端末だ。
しかし、上期中に市場投入された端末がすべて100万画素搭載であった訳ではなく、旧世代といえそうな30万画素級の端末も多かった。
「N505i」は32万画素であるものの、シリーズ中ではダントツの売れ行きをみせているという。
下期は200万画素も
100万画素が浸透しつつある市場に、NTTドコモが有効画素数は100万であるものの記録画素数が200万の「D505iS」を投入した。
12月下旬には有効画素数、記録画素数ともに202万画素の「SH505iS」も投入される見込みだ。
一方、KDDIは12月上旬に200万画素CCDオート・フォーカス・カメラを搭載した「A5403CA」を送り出す。
ボーダフォンも負けじと12月中に202万画素CCDの「V601SH」を投入する。
【キーワード】
☆上期は100万画素!!
上期は携帯電話事業者各社から100万画素のカメラ搭載端末が市場投入された。
NTTドコモが4機種に対し、KDDIとボーダフォンでは1機種のみの投入となっている。
★下期が200万画素!!
下期には200万画素のカメラ搭載端末が各社から投入される計画だ。
すでに記録画素数のみではNTTドコモの「D505iS」が投入されている。
☆通期は5,000万台!!
下期は上期よりも出荷台数が落ち込むとの見方も多いが、エムレポートでは5,000万台の大台を突破することを期待したい。
【2.市場規模推移と予測(2002〜2007年度)】
上期に2,600万台出荷
社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)によれば、2003年度上期における携帯・自動車電話端末の出荷台数は前年同期比27.2%増となる2,586万9,000台であったという。
カメラ搭載端末の市場投入が相次ぎ、上期としては過去最高の市場規模を達成した。
100万画素級のカメラ搭載端末など話題性も高く、ユーザの買替需要を喚起した恰好だ。
正式版からの抜粋を含め、いろいろと本レポートをご紹介させていただきましたが、ご興味のある方はご購入いただければ幸いです。
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