「韓国における携帯電話市場動向-2003年上期-」

【要約】
加入伸び悩みが顕著
韓国も日本市場と同様に、市場の伸び悩みとともに音声市場は飽和状態となりつつあり、携帯電話事業者各社は新たな収益源とされるデータ通信市場に注力している。

一方、韓国メーカにおける携帯電話端末の販売台数の拡大が続いている。

将来は無線が氾濫
日本ではようやくKDDIが提供を開始するCDMA2000 1xEV-DO方式も、韓国ではSK Telecomが2002年2月、KTFは5月から開始している。

さらに両社は2003年12月末までにソウル地域、W-CDMA方式サービスを開始させることが義務付けられた。

【キーワード】
☆伸び悩む韓国市場!!
急成長してきた韓国の携帯電話市場の2003年上期における純増ユーザ数が前年同期比54.9%減の83万となり、累積ユーザ数は3,317万となった。

★躍進続くメーカ!!
すでにSamsung Electronicsは世界シェアでも上位に位置しているが、上期にはLG Electronicsも上位10社に食い込んでいる。

☆高速な1xEV-DV!!
日本ではKDDIが提供しない方向とされる最大4.8MbpsのCDMA2000 1xEV-DV方式も、LG TeleComが将来的に開始する計画だ。

【6.3Gサービスの動向】
W-CDMA方式が延期
韓国のW-CDMA方式サービス開始の日程が全面的に見直され、当初計画よりも大幅に延期されることになった。

当初、SK TelecomとKTFは2002年5月までに、全国でW-CDMA方式サービスを開始する計画であった。

しかし、見直し案では2003年12月末までにソウル地域でサービスを開始し、2006年6月までに市単位のサービスを開始することとなった。

正式版からの抜粋を含め、いろいろと本レポートをご紹介させていただきましたが、ご興味のある方はご購入いただければ幸いです。

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なお、目次/図表はPC版に掲載しています。

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