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「特定商取引法に基づく表示」

「海外メーカ各社の国内動向」
〜韓国や中国メーカなどが台頭 LGエレクトロニクスには期待〜

 

・Nokiaも撤退!!

・話題性たっぷり!!

・出荷台数は小規模!!

・平均5社の採用数!!
販売開始日:2010年4月8日
ページ数:A4版83頁
ファイル容量:1.63MB
価格:78,750円(税込)

       ※DL-MARKET株式会社の決済システムを利用しています。
       ※「特定商取引法に基づく表示」こちらです。
       ※「japan.internet.com」「ケータイ Watch」「ITmedia」で記事が掲載されています。

【要約】

現在の国内市場はアジアの海外メーカ勢が台頭
海外メーカは従来から国内の携帯電話事業者各社に携帯電話端末を供給してきた。ただ、フィンランドNokiaや米Motorolaによる国内市場撤退など、現在では海外メーカの勢力図に変化が起きている。そうした中、世界的にも話題となった2008年7月の「iPhone 3G(米Apple製)」の国内上陸、2009年6月の「iPhone 3GS(同)」の市場投入、さらには韓国LG Electronicsによる国内市場への本格参入が開始された。

積極的に海外メーカ端末を採用する事業者各社
国内の携帯電話事業者各社は従来から海外メーカの携帯電話端末の供給を受けている。中でもNTTドコモは他事業者に先駆けて積極的に採用してきた。一方、ソフトバンクモバイルは国内事業者の中で最多となる6社の供給を受ける。また、イー・モバイルも4社の供給を受けているが、最後発かつデータ通信サービスが主力であるため、中国Huawei Technologiesからの端末供給が多い。


【キーワード】

☆Nokiaや米Motorolaも撤退!!
国内市場には過去に、フィンランドNokiaや米Motorolaといった世界シェアでも上位の海外メーカが参入していた。ただ、現在では国内市場から撤退するなど海外メーカの勢力図に変化が起きている。

★話題性たっぷりの海外メーカ!!
ソフトバンクモバイルから世界的にも話題となった「iPhone 3G(米Apple製)」が2008年7月に国内上陸し、2009年6月には「iPhone 3GS(同)」も市場投入された。さらに韓国LG Electronicsによる国内市場への本格参入も開始されている。

☆出荷台数はまだ小規模!!
MM総研によれば、国内市場における2009年度上期の携帯電話端末の出荷台数のうち、海外メーカを含む、その他は20.1%のシェアを獲得して343万台にとどまったという。海外メーカの中ではアップルジャパンとLGエレクトロニクス・ジャパンが奮闘したが、出荷台数は小規模なものにとどまっている。

★海外メーカ採用数は平均5社!!
国内の携帯電話事業者各社は従来から海外メーカの携帯電話端末の供給を受けてきた。他事業者に先駆けて積極的に採用を進めたNTTドコモは5社、ソフトバンクモバイルは国内事業者の中で最多となる6社、イー・モバイルも4社の供給を受けている。なお、KDDI(au)は2社の供給にとどまる。


【2.海外メーカにおける携帯電話端末の出荷動向】

まだまだ小規模な海外メーカの市場シェア

MM総研によれば、国内市場における2009年度上期の携帯電話端末の出荷台数は前年同期比14.0%減となる1,704万台になったという。海外メーカを含む、その他は20.1%のシェアを獲得して343万台にとどまった。海外メーカの中ではアップルジャパンとLGエレクトロニクス・ジャパンが奮闘している。アップルジャパンが「iPhone 3G」「iPhone 3GS」のヒット、LGエレクトロニクス・ジャパンは「docomo STYLE series L-03A」などが功を奏した格好といえそうだ。


【5.海外メーカ各社の現状と改善案】

表:海外メーカ各社の期待と不安要因

メーカ名 期待要因 不安要因 改善策
アップルジャパン(米国)

レポート参照

LGエレクトロニクス・ジャパン(韓国)
サムスンテレコムジャパン(韓国)
HTC Nippon(台湾)
Reserch In Motion Japan(カナダ)
華為技術日本(中国)
Inventec Appliances(台湾)
Sierra Wireless(カナダ)
Longcheer Technology(中国)
Pantech Wireless Japan(韓国)


【目次/図表】

要約
キーワード

1.市場概況
 現在の国内市場はアジアの海外メーカ勢が台頭
 海外メーカのシェアは現在のところ小規模
 積極的に海外メーカ端末を採用する事業者各社

2.海外メーカにおける携帯電話端末の出荷動向
 まだまだ小規模な海外メーカの市場シェア
  表:2009年度上期の国内市場シェア
  図:2009年度上期の国内市場シェア

3.海外メーカ各社の国内動向と今後の計画
 アップルジャパン(米Apple)の動向
  【企業概要】
  表:アップルジャパン株式会社の会社概要
  【事業戦略】
  ユーザ層が拡大してきたiPhone
  iPhoneがデータ通信ARPUを牽引
  人気の落ち込みが少ないiPhone 3G
  2010年6月からホワイトプラン(i)にもハートフレンド割引を拡充
  2010年3月からiPhone向け標準プライスプランの提供を開始
  iPhoneが約半数を占める国内のスマート・フォン利用
  iPhone 3GSの販売開始には200名の行列が発生
  【端末投入展開】
  09年6月からiPhone 3GSの販売を開始
  表:iPhone 3GSの主な仕様
  今後に期待のかかるiPhone 3G
  表:iPhone 3Gを巡る主な動向
 LGエレクトロニクス・ジャパン(韓国LG Electronics)の動向
  【企業概要】
  表:LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社の会社概要
  【事業戦略】
  今後は国内市場で10%のシェア獲得を目指す
  最近では国内市場向けに新開発が主流
  売りにならない“グローバル”
  【端末投入展開】
  市場投入機種数は国内大手メーカ並み
  表:LGエレクトロニクス・ジャパンにおける市場投入機種数の推移(2006〜2009年度)
  表:端末メーカ3社における2008/2009年度の市場投入機種数(2010年3月31日時点)
  2010年3月からL-01Bの販売を開始
  表:docomo STYLE series L-01Bの主な仕様
  図:L-01B
  図:L-03B
  2010年3月からL-03Bの販売を開始
  表:docomo STYLE series L-03Bの主な仕様
  09年12月からL-02Bの販売を開始
  表:docomo STYLE series L-02Bの主な仕様
  表:docomo STYLE series L-02Bの一時販売停止の概要
  図:L-02B
  図:L-07A
  09年11月からL-07Aの販売を開始
  表:L-07Aの主な仕様
  09年9月からdocomo PRIME series L-06Aの販売を開始
  表:docomo PRIME series L-06Aの主な仕様
  図:L-06A
  図:L-04A
  09年8月からdocomo STYLE series L-04Aの販売を開始
  表:docomo STYLE series L-04Aの主な仕様
  09年6月からL-05Aの販売を開始
  表:L-05Aの主な仕様
  図:L-05A
  08年10月にデザイン・コンペティションの表彰式を開催
  08年6月から社名をLG Electronics Japanに変更
  08年5月にNTTドコモとKTFが3G端末を共同調達
  08年6月からThe PRADA Phone by LGの販売を開始
  08年3月に国内版Shineを投入
  50代に焦点を絞ったFOMA L705i
  chocolateが基になったLG電子ジャパンのFOMA L704i
  韓国メーカ3社が後発参入
  表:韓国メーカ3社による携帯電話端末の主な仕様
  06年4月からNTTドコモ向け端末を販売開始
  低価格帯以外に高機能端末の投入も検討
  新規参入1年で100万台の販売を目指す
  05年6月にドコモとFOMA端末の共同開発で合意
  表:LGエレクトロニクス・ジャパンにおける国内市場投入端末
 サムスンテレコムジャパン(韓国Samsung Electronics)の動向
  【企業概要】
  表:サムスンテレコムジャパン株式会社の会社概要
  【事業方針】
  国内参入の経緯
  ソフトバンクモバイル向けを優先
  ドコモへスマート・フォンを供給した理由
  09年7月に日本サムスン本社で説明会を開催
  表:日本サムスン株式会社の会社概要
  【端末投入展開】
  2010年2月からSC-01Bの販売を開始
  表:docomo PRO series SC-01Bの主な仕様
  図:docomo PRO series SC-01B
  図:SoftBank X01SC
  09年12月からSoftBank X01SCの販売を開始
  表:SoftBank X01SCの主な仕様
  09年11月からOMNIA VISION SoftBank 940SCの販売を開始
  図:OMINIA VISION SoftBank 940SC(シアタースタイル)
  表:OMNIA VISION SoftBank 940SCの主な仕様
  09年10月からSoftBank 740SCの販売を開始
  表:SoftBank 740SCの主な仕様
  図:SoftBank 740SC
  図:SoftBank 830SC EMPORIO ARMANIモデル
  09年9月からSoftBank 830SC EMPORIO ARMANIモデルの販売を開始
  表:SoftBank 830SC EMPORIO ARMANIモデルの主な仕様
  09年6月からプリモバイル向けSoftBank 821SCの販売を開始
  図:SoftBank 821SC
  表:SoftBank 821SCの主な仕様
  09年6月からOMNIA POP SoftBank 931SCの販売を開始
  図:OMNIA POP SoftBank 931SC
  表:OMNIA POP SoftBank 931SCの主な仕様
  今後の端末投入展開
  国内市場にも注力
  表:ソフトバンクモバイル向け端末の供給一覧
  国内でもタッチ・パネル式液晶搭載端末を販売
  07年4月からSecond Lifeで販促活動を開始
  06年10月に超薄型/軽量端末2機種を投入
  日本市場進出は消極的な姿勢
  2004年度後半に日本市場へ参入見込み
  表:サムスンテレコムジャパンにおける国内市場投入端末
 HTC Nippon(台湾HTC Corporation)の動向
  【企業概要】
  表:HTC Nipponの会社概要
  【事業戦略】
  docomo PRO series HT-03Aの対象ユーザ
  HTCにおけるスマート・フォンへの取り組み
  【端末投入展開】
  海外市場向け端末の投入が短縮化
  2010年4月下旬以降にHTC Desireの販売を開始
  図:HTC Desire SoftBank X06HT
  図:HT-03A
  表:HTC Desire SoftBank X06HTの主な仕様
  09年7月からdocomo PRO series HT-03Aの販売を開始
  表:docomo PRO series HT-03Aの主な仕様
  09年5月からE30HTの販売を開始
  図:E30HT
  表:E30HTの主な仕様
  07年10月からメーカ・ブランドの販売を開始
  2007年までに50万台程度の販売を目指す
  06年10月からソフトバンクモバイル向けX01HTの販売を開始
  06年7月からNTTドコモ向けhTc Zの販売を開始
  06年4月に日本法人のHTC Nipponを設立
  音声端末の投入も計画中
  hTc ZとSoftBank X01HTにおける機能面の違い
  表:HTC Nipponにおける国内市場投入端末
 Research In Motion Japan(加Research In Motion)の動向
  【企業概要】
  表:Research In Motion Japan株式会社の会社概要
  【端末投入展開】
  09年2月からdocomo PRO series BlackBerry Boldの販売を開始
  図:docomo PRO series BlackBerry Bold
  表:docomo PRO series BlackBerry Boldの主な仕様
  表:docomo PRO series BlackBerry Boldの一時販売停止の概要
  06年9月からBlackBerry 8707hの販売を開始
  06年9月からBlackBerry ネットワークサービスを開始
 華為技術日本(中国Huawei Technologies)の動向
  【企業概要】
  表:華為技術日本株式会社の会社概要
  【事業戦略】
  今後は内蔵モジュール事業も拡充
  事業者の求める端末開発を重視
  データ通信端末以外にも幅広く展開中
  将来的にはAndroid端末も拡充
  子供やシニア向けなどは国内市場向けも検討
  LTEなどへの対応について
  【端末投入展開】
  2010年4月以降にPhotoVision SoftBank HW002の販売開始を計画
  表:PhotoVision SoftBank HW002の主な仕様
  2010年3月からPocket WiFi SoftBank C01HWの販売を開始
  表:Pocket WiFi SoftBank C01HWの主な仕様
  図:Pocket WiFi SoftBank C01HW
  2010年2月からD26HWの販売を開始
  表:D26HWの主な仕様
  図:D26HW
  09年12月からフォトパネル 02の販売を開始
  図:フォトパネル 02
  表:フォトパネル 02の主な仕様
  09年11月からPocket WiFiの販売を開始
  表:Pocket WiFi(D25HW)の主な仕様
  図:Pocket WiFi(D25HW)
  表:Pocket WiFi(D25HW)の接続確認機器名
  09年8月からD24HWの販売を開始
  表:D24HWの主な仕様
  図:D24HW
  09年7月からD31HWの販売を開始
  表:D31HWの主な仕様
  図:D31HW
  表:D31HWの一時販売停止の概要
  09年6月からPhotoVision SoftBank HW001の販売を開始
  表:PhotoVision SoftBank HW001の主な仕様
  図:PhotoVision SoftBank HW001
  09年4月からD23HWの販売を開始
  表:D23HWの主な仕様
  図:D23HW
  09年4月からD22HWの販売を開始
  表:D22HWの主な仕様
  図:D22HW
  表:華為技術日本における国内市場投入端末
 Vertu(ノキア・ジャパン)の動向
  【企業概要】
  表:Vertu(ノキア・ジャパン株式会社)の会社概要
  【事業戦略】
  幅広い年代層がVertu端末を購入
  NokiaとVertuの対象ユーザは対極に存在
  【端末投入展開】
  2010年3月にSignature 吉祥の販売を開始
  図:Signature吉祥
  09年12月からConstellation Ayxtaの販売を開始
  図:Constellation Ayxta
  表:Constellation Ayxtaの主な仕様
  表:Constellation Ayxtaの端末価格
  09年11月からAscent Ti Neonの販売を開始
  図:Ascent Ti Neon
  表:Ascent Ti Neonの主な仕様
  09年10月からAscent Ti Ferrari Nero Assolutoの販売を開始
  09年8月にAscent Ti Knurled Red Gold & Black Rubberの販売を開始
  09年8月にAscent Ti Carbon Fibreの販売を開始
  表:Ascent Ti Carbon Fibreの端末価格
  08年12月にNokia子会社の高級端末メーカが国内進出
  08年内に超高級端末の販売を開始
  08年秋にラクジュアリー端末を販売するベルパーク
  表:Vertuにおける国内市場投入端末
 Pantech Wireless Japan(韓国PANTECH & CURITEL)の動向
  【企業概要】
  表:Pantech Wireless Japan株式会社の会社概要
  【端末投入展開】
  2010年6月以降にPHOTO-U SP01を販売開始の見込み
  図:PHOTO-U SP01
  表:PHOTO-U SP01の主な仕様
  2機種目の簡単ケータイを開発
  08年3月に1X WIN端末を投入
  表:Pantech Wireless Japanにおける国内市場向け端末の変遷
  簡単ケータイに骨伝導スピーカを搭載
  au向けA1406PTの供給台数が4月に100万台突破
  1日あたり4,000〜5,000台の販売を記録したA1406PT
  au端末が好調なPantech & Curitel
  05年12月からKDDI向け端末の販売を開始
  表:Pantech Wireless Japanにおける国内市場投入端末
 台湾Inventec Appliancesの動向
  【企業概要】
  表:英業達公司 日本事務所の概要
  【端末投入展開】
  2010年2月からH31IAの販売を開始
  図:H31IA
  表:H31IAの主な仕様
 09年12月からC02SWの販売を開始した加Sierra Wireless
  表:SoftBank C02SWの主な仕様
  図:SoftBank C02SW
 09年12月からC02LCの販売を開始した中国Longcheer Technology
  表:SoftBank C02LCの主な仕様
  図:SoftBank C02LC
  表:中国Longcheer Technologyにおける国内市場投入端末
 08年11月に国内端末販売活動を停止したNokia
 08年3月からiモード向けの一部サービスを終了したモトローラ
 Optionの動向
  08年6月にカード型端末の販売開始中止を発表したNTTドコモ
  販売延期を行ったイー・モバイルのOption製データ通信端末

4.携帯電話事業者各社の動向
  表:国内市場における海外メーカ各社の端末供給先事業者
 NTTドコモの動向
  海外メーカの受け入れには積極姿勢
  2006年春に海外メーカ端末シリーズを投入
  法人向け端末の提供方針を変更
 KDDI(au)の動向
  国内事業者の中で最も少ない海外メーカ採用数
  2010年6月以降にスマート・フォンを導入
 端末供給メーカ数が最多なソフトバンクモバイル
 海外メーカからは一般端末の供給が少ないイー・モバイル

5.海外メーカ各社の現状と改善案
 さまざまな強みを持つ海外メーカ
 一般的な携帯電話端末の投入が少ない海外メーカ
 海外メーカ各社がシェア拡大を図るには...
  表:海外メーカ各社の期待と不安要因
 理想的な展開のLGエレクトロニクス・ジャパン
 国内メーカによる海外メーカの見方

6.海外メーカ各社による端末投入一覧(2009年4月〜)
  表:海外メーカ各社による端末投入一覧

7.関連リンク
  表:関連リンク(五十音順)


編集後記

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