「mレポート」トップへ戻る。

サイト内検索(Retrieval)

サイト説明(Explanation)
メール・マガジン(Mail Magazine)
ご質問/ご要望(Question/Demand)
既刊案内(Previously)
ニュース・リリース(News Release)
事業者の動向(Carrier)
端末メーカの動向(Handset Maker)
基地局メーカの動向(BTS Maker)
海外の動向(Global)
新サービスの動向(New Service)
新端末の動向(New Handset)
講演会レポート(Lecture)

「Adobe Acrobat Reader」のダウンロード

  

「特定商取引法に基づく表示」

「端末メーカ各社の海外動向−2008年度上期−」
〜今はまだ小規模も、将来は花開く国内メーカの海外展開〜

 

・中国展開を本格化するシャープ!!

・京セラは北米事業を強化!!

・地道に展開するカシオ!!

・東芝はスマート・フォンに注力!!
販売開始日:2009年4月23日
ページ数:A4版30頁
ファイル容量:764kB
価格:20,790円(税込)
「ご購入」

       ※インフォカート株式会社の決済システムを利用しています。
       ※「特定商取引法に基づく表示」こちらです。
       ※「japan.internet.com「ケータイ Watch」「ITmedia」で記事が掲載されています。

【要約】

高価格帯から普及価格帯へ裾野を拡大するシャープ
2008年度上期は国内最大手のシャープが中国市場へ再参入した時期でもある。シャープは2008年6月に中国市場へ本格参入を果たし、9月に「SH8010C」を、11月には「SH9020C」とソフトバンクモバイル端末を基にした中国市場向け端末を相次いで市場投入した。その後も順調に端末を投入し、現在では6機種の品揃えになっている。参入当初は高価格帯端末での展開であったが、普及価格帯にまで裾野を広げつつある。

09年度に期待のかかる京セラの北米事業
その他の国内メーカの海外展開については、京セラが2008年4月に三洋電機のテレコム部門を統合したものの、上期中には業績が向上していない。2008年度通期の業績を下方修正したことから、むしろ不調のまま推移してしまった恰好だ。

北米向けタフネス・ケータイが好調なカシオ計算機
カシオ計算機は北米市場において、米Verizon Wireless向けタフネス・ケータイが人気とされる。韓国市場においても、KDDI(au)端末を基にした「canU」シリーズが好評を得ている。「canU S1000」は日立製作所の「Woooケータイ W53H」を基に開発された。

スマート・フォンなどのMIDの開発を推進する東芝
東芝も従来から欧州市場向けに携帯電話端末を投入してきた。特に2007年春以降はスマート・フォンの投入に注力しており、2009年夏には「TG01」が投入予定とされ、この傾向は現在も続いている。


【キーワード】

☆中国での品揃えを拡充したシャープ!!
シャープが2008年6月に中国市場へ本格参入を果たし、これまで6機種の中国市場向け端末を投入している。

★京セラは北米事業を強化!!
京セラが米KYOCERA Communicationsを新設するなど、販売体制の再構築を図っている。

☆地道に展開するカシオ!!
カシオ計算機は北米や韓国市場において、タフネス・ケータイや「canU」シリーズを市場投入し、好評を得ている。

★東芝はスマート・フォンに注力!!
東芝は2007年春以降、欧州市場などでのスマート・フォンの投入に注力しており、2009年夏には「TG01」を投入する予定だ。


【2.シャープにおける海外販売台数の推移と予測】

シャープの中国市場本格展開も効果はまだあらわれず

現在、海外市場向けに携帯電話端末を出荷している国内メーカは、京セラやシャープ、東芝、カシオ計算機の4社となった。唯一、出荷台数を公表しているシャープにしても、2008年度上期は前年同期比45.8%減となる78万台で縮小化が進んでいる。


【5.端末メーカ各社の今後の海外戦略など】

表:国内メーカにおける海外市場への進出状況と今後の展開

メーカ名 現状 今後の展開
京セラ 米国/カナダ/ロシア/インド/タイ/ベトナム/ニュージーランド レポート参照
シャープ 欧州/北米/中国/台湾/香港 レポート参照
東芝 欧州/アジア レポート参照
カシオ計算機 北米/韓国 レポート参照
富士通 台湾 レポート参照



【目次/図表】

要約
キーワード

1.市場概況
 高価格帯から普及価格帯へ裾野を拡大するシャープ
 09年度に期待のかかる京セラの北米事業
 北米向けタフネス・ケータイが好調なカシオ計算機
 スマート・フォンなどのMIDの開発を推進する東芝

2.シャープにおける海外販売台数の推移と予測
 シャープの中国市場本格展開も効果はまだあらわれず
  図:シャープにおける海外販売台数の推移と予測(2002〜2008年度、エム
    レポート推定)
  表:シャープにおける海外販売台数の推移と予測(2002〜2008年度)

3.端末メーカ各社の動向と今後の計画
 京セラの動向
  上期事業利益は赤字幅が拡大した通信機器関連事業(加筆)
  表:通信機器関連事業の半期別業績推移と予測(2007〜2008年度)
  CEATECで1xEV-DO方式/WiMAXデュアル対応端末を展示
  08年10月にAndroid搭載端末の開発開始を発表した米KWC
  08年7月にW63SAの不具合を発表
  表:GLOBAL PASSPORT対応端末一覧
  図:京セラの海外展開
 シャープの動向
  08年度上期の販売高は前年同期比30%減(加筆)
  表:携帯電話/通信融合端末の半期別販売高推移と予測(2007〜2008年度)
  08年度上期は国内市場縮小を受けて前年同期比30%減の国内出荷(加筆)
  表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移と予測(2007〜2008年度)
  海外事業における取り組み
  高〜中機能から普及価格帯端末まで拡大させる中国市場
  図:SH1810C/SH6010C/SH6018C/SH9020C
  表:SH1810C/SH6010C/SH6018C/SH9020Cの主な仕様比較
  中国市場向けSH9010Cが好評
  欧米市場にはスマート・フォンの投入で事業を強化
  08年12月からCMMB方式チューナ・モジュールの量産を開始
  08年9月に移動体事業推進本部を新設(続報)
  図:携帯電話端末事業における組織再編成
  図:シャープの海外展開
 欧州向けにスマート・フォンを投入する東芝
  表:TG01の主な仕様
  図:TG01(ブラック/側面/背面/ホワイト)
  図:東芝の海外展開
 カシオ計算機の動向
  08年度上期は前年同期比10%増となった売上高(加筆)
  表:MNS部門の半期別売上高推移と予測(2007〜2008年度)
  LG TeleCom向け韓国版Woooケータイを発表
  図:canU S1000(VIOLET)
  表:canU S1000/Woooケータイ W53Hの主な仕様比較
  米Verizon Wireless向けG'zOneが健闘
  図:カシオ計算機の海外展開
 台湾市場へ参入した富士通
  図:F905i(折り畳み時/開閉時/液晶回転時)
  表:F905i/FOMA 905iの主な仕様比較
  図:富士通の海外展開
 海外市場で新ジャンルの開拓を目指すパナソニック モバイル
 中国市場への再参入は延期見込みのNEC
 海外向け端末の開発を優先させるソニー・エリクソン

4.その他の動向
 アクロディアの動向
  08年12月にシャープ端末へのソフト搭載を発表
  08年6月に英Sony Ericssonと包括ライセンス契約を合意
 アプリックスの動向
  08年11月に海外市場向け端末へNokia UI APIの提供開始を発表
  08年9月末にJBlend搭載製品の累積出荷台数が5億台を突破
  08年9月にTD-SCDMA方式端末へのJBlend搭載を発表
  08年8月に英Sony Ericsson端末へのJBlend搭載を発表
  08年8月にSamsung ElectronicsのOMNIAへのJBlend搭載を発表
 レッドベンド・ソフトウェア・ジャパンの動向
  08年11月に京セラ端末へのFOTAソリューション搭載を発表
  表:vCurrent Mobile搭載端末の累積/純増出荷台数推移
  表:vCurrent Mobile搭載機種数の累積/純増推移
  08年3月に三洋電機端末へのRDM Client Suite搭載を発表

5.端末メーカ各社の今後の海外戦略など
 アジア市場での拡大を狙う国内メーカ
  表:国内メーカにおける海外市場への進出状況と今後の展開
  表:Conexus Mobile Alliance加盟事業者の概要
 アジア以外の欧米市場にも期待
 海外市場での国内メーカの敗退要因
  表:海外市場での国内メーカの敗退要因とシャープによる対応策
 過去には1,000万台以上の海外出荷を行っていた国内メーカ各社
 端末の多機能さが国内メーカの強み

6.関連リンク
  表:関連リンク(五十音順)


編集後記

メール・マガジン【mレポート新刊案内】のご登録
http://www.m-report.net/mail.htm

オリジナル調査[個別受託調査案件]
http://www.m-report.net/estimated.htm


mレポート」サイト内における文書や写真、イラストなどコンテンツの著作権は、原則として、エムレポートに帰属します。著作権法に定められた引用の範囲を超え、エムレポートに無断で「mレポート」のコンテンツを複製あるいは転載、改変、編集、頒布、販売など行うことはできません。なお、「mレポート」へのリンクはトップページ及び記事ページとも、エムレポートに連絡することなく自由にリンクしていただいて構いません。
Copyright(c) 2003 m-report All rights reserved.