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「端末メーカ各社の海外動向−2006年度通期−」
〜中国市場全面撤退も欧米やアジア市場では健闘〜

 

・再起図る中国3G/3.5G市場!!

・シャープはVodafoneが好調!!

・中堅メーカ活躍の米国市場!!
販売開始日:2007年7月3日
ページ数:A4版21頁
ファイル容量:648kB
価格:15,750円(税込)
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【要約】

中国3G端末では撤退続くもシャープが再参入の見込み
NECによる2006年11月下旬の中国市場撤退の発表に伴い、すでにシャープや東芝、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、三菱電機の撤退も含め、現時点で世界最大の市場である中国で活躍する日本メーカは存在しない。中国市場は携帯電話ユーザ数4億以上、年間販売台数7,000万〜8,000万台とされる。巨大であるが故に競合メーカ数も多く、日本メーカは太刀打ちできなかったのが現状だ。

欧米市場では健闘をみせる日本メーカ
中国市場では惨憺たる結果の日本メーカでも欧米市場では健闘をみせている。Vodafone Groupへ携帯電話端末を供給しているシャープは、2006年度に前年同期比11.0%増となる415万台を出荷した。東芝も2007年春以降に、欧州市場でWindows Mobile搭載端末「PORTEGE(ポーテジェ) G900」「PORTEGE G500」の販売を開始する計画だ。

一方、米国市場でも三洋電機や京セラ、カシオ計算機が健闘している。三洋電機は海外向け出荷台数を非公表であるも、2006年度通期における電話機事業の海外向け売上高が前年同期比4.9%減となる1,652億円にとどめた。下期に同12.4%増の890億円を記録した点が大きい。また、京セラも不採算であった米Kyocera Wireless Corporationの業績に歯止めがかかった。さらにカシオ計算機は米Verizon Wirelessへ“タフネス・ケータイ”の後継端末供給に成功した。


【キーワード】

☆3G/3.5G端末で再起を図る中国市場!!
すでに多くの日本メーカが中国市場から撤退したが、シャープは2007年中に3G端末で、NECも3.5G端末で再参入を図る。

★Vodafone Groupへ安定供給のシャープ!!
シャープはVodafone Groupへ携帯電話端末を供給しており、2006年度に前年同期比11.0%増となる415万台を販売した。一方、東芝も2007年春以降に欧州市場でWindows Mobile搭載端末の販売を開始する計画だ。

☆日本の中堅メーカが活躍する米国市場!!
米国市場は三洋電機や京セラ、カシオ計算機が健闘しており、京セラは不採算の米Kyocera Wireless Corporationの業績改善を実現し、カシオ計算機も米Verizon Wirelessへの“タフネス・ケータイ”の後継端末供給に成功した。


【2.シャープとNECにおける海外出荷台数の推移】

国内ともにシャープは海外でも好調

日本メーカの海外事業が不調な中、ますます携帯電話端末メーカ各社からの販売や出荷台数は減少している。辛うじて出荷及び販売台数を公表しているのはシャープと日本電気(NEC)にとどまり、シャープは2006年度通期に前年同期比11.0%増となる415万台、NECが同80.6%減の70万台だ。


【目次/図表】

要約
キーワード

1.市場概況
 中国3G端末では撤退続くもシャープが再参入の見込み
 欧米市場では健闘をみせる日本メーカ

2.シャープとNECにおける海外出荷台数の推移
 国内ともにシャープは海外でも好調
  表:シャープとNECにおける海外販売台数の推移(2002〜2007年度)
 メーカが独自展開を図る必要のある海外市場
  表:日本と海外市場における事業者と端末メーカの力関係
 日本メーカが海外市場で勝ち抜くには

3.端末メーカ各社の動向と今後の計画
 シャープの動向
  通期は前年同期比36%増になった売上高
  表:携帯電話/通信融合端末の半期別売上高推移(2005〜2006年度)
  400万台を突破した通期販売台数
  表:携帯電話端末の半期別国内外販売台数推移(2005〜2006年度)
  海外で国内シェア第1位を強調
  【欧州市場向け展開】
  3GSMで未発表のHSDPA方式端末を展示
  07年1月からVodafone McLaren Mercedes Team仕様の端末を販売
  表:Vodafone McLaren Mercedes 770SH/Vodafone McLaren Mercedes GX29
    の主な仕様
  図:Vodafone McLaren Mercedes 770SH
  図:Vodafone McLaren Mercedes GX29
 日本電気(NEC)の動向
  通期は黒字化を達成したモバイルターミナル部門
  表:モバイルターミナル部門の半期別売上高推移(2005〜2006年度)
  海外事業撤退に出荷は大幅減の100万台以下
  表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移(2005〜2006年度)
  狙いはHSDPA方式端末
  【その他の市場向け展開】
  07年上期にHTCLへ端末を供給
 三洋電機の動向
  通期の海外電話機部門の売上高は微減
  表:電話機の半期別国内外連結売上高推移(2005〜2006年度)
  表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移と予測(2005〜2006年度)
  端末事業の売却も視野に
  【米国市場向け展開】
  米国市場向けは下期に上向き
 京セラの動向
  通信機器関連事業の通期売上高は前年同期比10%増
  表:通信機器関連事業の半期別業績推移(2005〜2006年度)
  【米国市場向け展開】
  BREW 2007 CONFERENCEで夏秋モデルを展示
 パナソニック モバイルコミュニケーションズ(PMC)の動向
  通期は前年同期比約25%減になった売上高
  表:売上高と営業利益、設備投資額の半期別推移(2005〜2006年度)
  表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移と予測(2005〜2006年度)
 東芝の動向
  07年春以降に欧州向けスマート・フォンを投入
  表:PORTEGE G900/PORTEGE G500の主な仕様
  図:PORTEGE G900
  図:PORTEGE G500
  端末の同時開発で国内外でも時差なく投入
 カシオ計算機の動向
  06年度は北米市場展開を積極化
  表:MNS部門の半期別売上高推移(2005〜2006年度)
  W-CDMA方式端末への参入で海外も視野に
  【米国市場向け展開】
  07年6月から米Verizon Wireless向けに第2弾端末を供給
  表:G'zOne TYPE-Sの主な仕様
  図:G'zOne TYPE-S(折り畳み時/開閉時)
 限定カラー版Nokia 7360の販売を開始したノキア・ジャパン
  表:Nokia 7360の主な仕様
  図:Nokia 7360

4.関連リンク
  表:関連リンク(五十音順)


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