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「小霊通の最新動向D−2004年下期−」
〜2004年が最盛期!? 下期は純増に失速感〜 |
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【要約】
6,500万まで成長した小霊通市場
「小霊通」は2004年下期に約1,000万の純増を記録し、累積ユーザ数は6,520万に拡大した。上期に約1,700万の純増であったため、通期では約2,700万の増加となっている。ただ、下期は上期純増に比べて半減しており、下期に入ってからの失速感は否めない。なお、2004年下期に月間約150万強の純増で推移してきた「小霊通」であるが、12月には約30万の純増にとどまった。
【キーワード】
☆下期で約1,000万の純増!!
※2004年下期は12月を除いた月間平均純増が約180万を達成し、上期合計で約1,000万となった。
★通期で過去最大の純増を記録!!
※2004年上期の好調に伴い、通期は過去最高の年間純増となった。
☆カード分離式で利便性向上!!
※2005年上期にカード分離式と従来端末の並存が計画され、将来的に従来端末から完全移行される。
【図:中国における小霊通市場(2004年12月末現在)】
【2.ユーザ数の推移と予測(2001年〜2006年)】
通期で約2,700万の純増を記録
2004年通期における「小霊通」ユーザ数は約2,700万の増加となった。上期の約1,700万純増に比べ、下期の約1,000万という低調が目立っている。ただ、当初から下期純増は落ち込みが予想されていたため、前回レポート予測の6,600万と大きな差はみられていない。
【目次/図表】
要約
キーワード
図:中国における小霊通市場(2004年12月末現在)
1.市場概況
6,500万まで成長した小霊通市場
12月単月純増は約30万に落ち込み
図:小霊通の累積ユーザ数推移と予測(2004年6〜12月)
表:小霊通の累積/純増ユーザ数の推移
表:China TelecomとChina Netcomの累積ユーザ数推移
2.ユーザ数の推移と予測(2001年〜2006年)
通期で約2,700万の純増を記録
図:小霊通の累積ユーザ数推移と予測(エムレポート推定)
表:小霊通の累積ユーザ数推移と予測
3.小霊通事業者の動向
2005年の小霊通向け設備投資は半減
12月に小霊通事業者やメーカが連盟を設立
上期中にカード分離式小霊通端末が登場
China Telecommunications Corporationの動向
2004年は1,660万の年間純増を記録
China Telecom系事業者の動向
小霊通ローミングに成功したSuzhou Telecom
China Netcom Corporationの動向
1月からChina MobileとSMS相互通信が可能に
3G普及後の小霊通事業は調整を実施
3Gサービス開始後に成長が鈍化
China Netom系事業者の動向
2月に販促キャンペーンを実施したBeijing Com
12月に北京市のSMS相互通信が可能に
4.メーカの動向
米UTStarcomの動向
2月に約15%の人員削減を実施
PAS/GSM方式デュアル端末で参入
表:中国市場への小霊通設備の供給実績(2004年7月以降)
1月に小霊通事業者から1億6,000万ドルを受注
京セラの動向
2004年通期は小霊通事業者の投資抑制で減収
表:機器関連事業の売上高と事業利益の推移
表:通信機器事業(PHS関連製品)の課題と今後の戦略
5.その他の動向
日本からの密輸版PHS端末が氾濫
6.関連リンク
表:関連リンク(五十音順)
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