「mレポート」トップへ戻る。

サイト内検索(Retrieval)

サイト説明(Explanation)
メール・マガジン(Mail Magazine)
ご質問/ご要望(Question/Demand)
既刊案内(Previously)
ニュース・リリース(News Release)
事業者の動向(Carrier)
端末メーカの動向(Handset Maker)
基地局メーカの動向(BTS Maker)
海外の動向(Global)
新サービスの動向(New Service)
新端末の動向(New Handset)
講演会レポート(Lecture)

「Adobe Acrobat Reader」のダウンロード

  

「モバイルSuicaの最新動向」
〜他社発行カード対応と利用地域拡大がモバイルSuica普及の鍵〜

 

・2006年1月28日に開始!!

・対応端末の品揃え拡充!!


・利用はビューカード会員のみ!!

・狭い利用可能地域!!
販売開始日:2005年12月22日
ページ数:A4版25頁
ファイル容量:536kB
価格:15,750円(税込)
クレジット決済向け販売サイトへ 銀行振込向け販売サイトへ

ダウンロードはこちらPDFファイルのダウンロード

※PDFファイルはパスワードを設定していますので、右クリックでダウンロードください。

【要約】

モバイルSuica開始は2006年1月28日に決定
東日本旅客鉄道(JR東日本)が2006年1月28日から「モバイルSuica」を開始する。モバイルSuicaが利用できる「おサイフケータイ」はNTTドコモが2004年7月から、KDDIは2005年9月に、ボーダフォンが11月から市場投入している。すでに2004年度にはNTTドコモの「iモード FeliCa」対応端末が300万台契約されており、2005年度末までには1,000万台を見込む。現在のところ、iモード FeliCa対応端末自体は17機種になっている。

JR東日本の厳しい対応端末審査基準
「モバイルSuica」のサービス開始日が決定したものの、実際に利用可能な「おサイフケータイ」は合計9機種にとどまった。おサイフケータイの半数以下がJR東日本による審査基準に達しなかった模様だ。最多の17機種を投入しているNTTドコモでさえも対応可能な端末は7機種で、KDDIはひとまず新規投入の2機種が基準に達している。今後、携帯電話事業者各社による対応端末の品揃え拡充に期待がかかる。


【キーワード】

☆2006年1月28日に開始決定!!
※「モバイルSuica」が2006年1月28日に開始される。ただ、現在のところ、開始当初の対応端末は合計2機種となっている。

★対応端末の品揃え拡充!!
※今後、携帯電話事業者各社が「おサイフケータイ」の品揃えを拡充させる。

☆ビューカード会員のみの利用!!
※当初、「モバイルSuica」の利用には「ビューカード」の会員登録が必要であり、モバイルSuica開始を機にビューカード会員数が増加する可能性もある。

★利用可能地域の狭さ!!
※「モバイルSuica」はJR東日本のサービスであるため、利用可能な地域は首都圏や東北地方などに限定されてしまう。


【2.モバイルFeliCa対応端末の出荷台数推移と予測(2004〜2009年度)】

2005年度は1,300万台の対応端末出荷見込み

矢野経済研究所によれば、「おサイフケータイ(『モバイルFeliCa』対応端末)」の出荷台数は2005年度末に1,680万台になる見込みだという。ただ、2005年度はNTTドコモが1,000万台の契約台数を目指しているに過ぎず、KDDIやボーダフォンも現在は2機種程度の市場投入だ。それに伴い、エムレポートでは2005年度の対応端末出荷台数が矢野経済研究所の予測数値を下回るものとみている。


【目次/図表】

1.市場概況
 モバイルSuica開始は2006年1月28日に決定
 JR東日本の厳しい対応端末審査基準
  表:携帯電話事業者各社のモバイルFeliCa対応サービスの概要

2.モバイルFeliCa対応端末の出荷台数推移と予測(2004〜2009年度)
 2005年度は1,300万台の対応端末出荷見込み
  図:モバイルFeliCa対応端末の出荷台数推移と予測(エムレポート推定)
  表:モバイルFeliCa対応端末の出荷台数推移と予測
 【普及拡大要因】
  事業者各社がおサイフケータイを推進
  事業者各社による対応端末の品揃え拡充
  カード型Suica機能を網羅
 【普及阻害要因】
  ビューカード会員登録の制限
  Suica利用可能地域の狭さ
  プリインストールの実現性

3.東日本旅客鉄道の動向
 2006年1月28日からモバイルSuicaを開始
  表:モバイルSuicaの主な特長
  表:モバイルSuicaの今後の展開
 既存iC端末はモバイルSuicaを利用できず
  表:モバイルSuica対応端末一覧(2005年11月14日現在)
 対応端末の通過性能は最重要視
 サービス開始にあわせてモバイルSuicaコールセンターを新設
 11月にモバイルSuica向けコンテンツで合意
 7月にドコモやデータとSuica電子マネー普及で合意
 Suica電子マネー関連の提携を積極化
  表:Suica電子マネー関連の利用可能地域拡大

4.NTTドコモの動向
 最多の対応端末でモバイルSuica開始を待つ
 iモード FeliCa対応端末は2005年度中に1,000万台
  表:iモード FeliCa対応端末の台数推移
  表:おサイフケータイのユーザ数推移
  表:iモード FeliCaに対応する29社のサービス
 モバイルSuicaはおサイフケータイの本命サービスにあらず
 おサイフケータイ開始後2年は準備段階
 端末の両面認識が片面でも可能に
 唯一、フリー領域を用意
  表:iモード FeliCaのメモリ領域

5.KDDIの動向
 7月にJR東日本とモバイルSuicaで提携
 9月におサイフケータイ2機種を投入
  表:W32S/W32Hのセキュリティ機能の概要
  表:EZ FeliCa向けの便利な機能
  表:EZ FeliCaに対応する19社のサービス
 モバイルSuicaのプリインストール問題
 1X WIN以外に1X端末にもEZ FeliCa対応見込み
 現バージョンではモバイルSuicaを利用できないW32S
 おサイフケータイはBREWアプリで差別化

6.ボーダフォンの動向
 モバイルSuicaへの対応は未定
 11月に最後発で、おサイフケータイを投入
 独自ロック機能を装備
 三者間通信が可能
 Vodafone live! FeliCa対応プロバイダは8社
  表:Vodafone live! FeliCaに対応する8社のサービス
  表:Vodafone live! FeliCaに対応予定の8社のサービス
 おサイフケータイ最後発はVodafone Groupが一因
 Vodafone 703SHfでMobile Edyを利用できず
 試作した着脱式非接触型IC搭載端末の行方

7.関連リンク
  表:関連リンク@(五十音順)
  表:関連リンクA(五十音順)


mレポート」サイト内における文書や写真、イラストなどコンテンツの著作権は、原則として、エムレポートに帰属します。著作権法に定められた引用の範囲を超え、エムレポートに無断で「mレポート」のコンテンツを複製あるいは転載、改変、編集、頒布、販売など行うことはできません。なお、「mレポート」へのリンクはトップページ及び記事ページとも、エムレポートに連絡することなく自由にリンクしていただいて構いません。
Copyright(c) 2003 m-report All rights reserved.