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「韓国における携帯電話市場動向−2005年上期−」
〜停滞しつつある韓国市場をよそに日本進出を図る韓国メーカ〜

 

・上期は約100万純増!!

・世界で活躍のSamsungとLG !!

・日本へ進出する韓国メーカ!!
販売開始日:2005年9月15日
ページ数:A4版23頁
ファイル容量:628kB
価格:15,750円(税込)
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【要約】

課徴金騒動が続く韓国事業者
すでに飽和がはじまっている韓国では日本市場と同様に、大幅な新規ユーザの増加が見込めない状況になりつつある。そのため韓国事業者各社は携帯電話端末を原価以下で販売するなど過ぎた営業展開を行った。その結果、情報通信省からSK Telecomに2004年2月と2005年5月に合計448億ウォンの課徴金を課している。

年末から2006年にかけて韓国メーカが日本へ進出
韓国メーカによる日本市場進出がはじまった。2005年7月のNTTドコモとLG Electronicsによる「FOMA」端末の共同開発を機に、8月にはKDDIとPantech & Curitelの端末供給契約の合意だ。さらに当初は日本進出を渋っていたSamsung Electronicsも、Vodafone Group系列のボーダフォンへ端末を供給する見通しだ。


【キーワード】

☆上期は約100万純増の韓国市場!!
※すでに飽和がはじまっている韓国は2005年上期に96万の純増を記録した。

★世界で活躍するSamsungとLG !!
※2005年に1億台の出荷を目指すSamsung Electronics、5,000万台以上のLG Electronics。

☆日本へ進出する韓国メーカ!!
※いよいよ韓国メーカ勢が日本進出を図り、2005年末以降に携帯電話端末を投入する。


【図:韓国における携帯電話市場(2005年6月末現在)】



【5.W-CDMA/HSDPA方式などの動向】

W-CDMA方式の普及を図る情報通信省

情報通信省はW-CDMA方式の普及を図るため、SK TelecomとKTFに投資を行っている。その額は2004年までに4兆500億ウォン、2005年は5兆500万ウォン、さらに2006年上期には1兆1,000億ウォンを投資する計画だ。


【目次/図表】

要約
キーワード
  図:韓国における携帯電話市場(2005年6月末現在)

1.市場概況
 課徴金騒動が続く韓国事業者
  図:韓国市場における携帯電話の累積ユーザ数推移(2005年1月〜2005年7月)
  表:韓国市場における携帯電話の累積ユーザ数推移
 年末から2006年にかけて韓国メーカが日本へ進出

2.携帯電話ユーザ数の推移(2005年1月〜2005年7月)
  図:韓国市場における事業者別累積ユーザ数の推移(2005年1月〜2005年7月)
  表:韓国市場における事業者別累積ユーザ数の推移
  表:韓国市場における事業者別純増ユーザ数の推移
  表:韓国市場における事業者別シェアの推移
  図:韓国市場におけるCDMA2000 1x方式端末台数の推移(2005年1月〜2005年7月)
  表:韓国市場におけるCDMA2000 1x方式端末台数の推移
  図:韓国市場における1xEV-DO方式端末台数の推移(2005年1月〜2005年7月)
  表:韓国市場における1xEV-DO方式端末台数の推移

3.韓国事業者の動向
 SK Telecomの動向
  2007年末まで積極的な営業行為を自制
  5月に過去最大の231億ウォンの課徴金
  5月に傘下のSK TeletechをPantech Groupに売却
  表:June対応端末台数の推移
 KTFの動向
  7月にHyundai Telecomとモバイル・ホーム・ネットワークの提供を開始
  NTTドコモがKTFへの資本参加を推進
  5月に音楽ポータル・サイトを開設
 LG TeleComの動向
  2005年は投入端末の80%がMP3再生機能搭載
  4月に純増第1位を記録

4.韓国メーカの動向
 上期は第3位と第4位のSamsungとLG
  表:2005年上期における世界の端末メーカ別シェア
 Samsung Electronicsの動向
  2005年は1億台の出荷を目指す
  第4四半期にRAZR対抗の超薄型端末を投入
  表:SCH-V740とRAZRの主な比較
  8月からJBlend搭載端末の販売を開始
  8月に国際ローミング対応端末を発表
  欧州市場でBlue Black Phoneが人気
  販売開始8ヶ月で500万台のBlue Black Phone
  7月に米Motorolaと無線通信でクロス・ライセンスを締結
  7月に700万画素カメラ搭載端末の販売を開始
  7月に台湾VIBOTELへW-CDMA方式システムを供給
  BREW 2005 Conferenceで各種CDMA方式端末を展示
  4月に口述筆記機能搭載端末の販売を開始
  3月に3GBのHDD搭載端末を発表
  第1四半期にロシア市場で1,000万台の販売を突破
 LG Electronicsの動向
  2006年に世界シェア10%を目指す
  8月に加Nortelと合併会社を設立
  7月にブラジルで端末生産工場が竣工
  6月からi-mode採用事業者に端末を供給
  表:L342iの概要
  表:L342iの共同調達に参加したi-mode採用事業者
  表:i-modeを開始予定のi-mode採用事業者
  2005年は新端末20機種余りを発表予定
  下期に3G端末2機種を投入
  第1四半期にCIS市場で400万台の販売を突破
 Pantech Groupの動向
  3年以内に世界市場シェア第5位を目指す
  8月にKDDIと端末共同開発で合意
  3つのブランドで事業を展開
  7月にSK Teletech株式60%を買収
  3月にビデオ・カメラのような端末の販売を開始

5.W-CDMA/HSDPA方式などの動向
 W-CDMA方式の普及を図る情報通信省
 W-CDMA方式向けに投資を強化するSKとKTF
 5月からソウル市でW-CDMA方式を開始したSK Telecom
 2006年にSamsungとLGが3.5G端末を商用化
 Samsung Electronicsの動向
  8月にTD-SCDMA方式動画像通話に成功
  展示会でHSDPA方式端末を展示
 LG Electronicsの動向
  2006年春にFOMA端末を投入
  CTIA Wireless 2005でHSDPA方式の試作端末を展示
  3月に加NortelとHSDPA方式の通信実験に成功

6.関連リンク
  表:関連リンク(五十音順)


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