「mレポート」トップへ戻る。

サイト内検索(Retrieval)

サイト説明(Explanation)
メール・マガジン(Mail Magazine)
ご質問/ご要望(Question/Demand)
既刊案内(Previously)
ニュース・リリース(News Release)
事業者の動向(Carrier)
端末メーカの動向(Handset Maker)
基地局メーカの動向(BTS Maker)
海外の動向(Global)
新サービスの動向(New Service)
新端末の動向(New Handset)
講演会レポート(Lecture)

「Adobe Acrobat Reader」のダウンロード

  

「北米における携帯電話市場動向−2004年上期−」
〜大手6社のみで上期が440万増、下期は新生Cingularの誕生!?〜

 

・好調な米Verizonなど!!

・最大手となる新生Cingular!!

3G化が進む米国市場!!
販売開始日:2004年10月22日
ページ数:A4版34頁
ファイル容量:796kB
価格:21,000円(税込)
クレジット決済向け販売サイトへ 銀行振込向け販売サイトへ

ダウンロードはこちらPDFファイルのダウンロード

※PDFファイルはパスワードを設定していますので、右クリックでダウンロードください。

【要約】

新生Cingularの誕生が再編劇開幕の兆し
現在、米国市場は携帯電話事業者各社の通話料値下げ競争の激化により、収益が圧迫されて共倒れの恐れが指摘されるなど業界再編の必要性が高まっている。そうした中、米Cingular Wirelessによる米AT&T Wireless Servicesの買収が2004年2月に発表された。

一方、新生Cingular Wirelessの誕生により、米Verizon Wirelessは米国第2位の事業者へと成り下がる。ただ、これまで最大手の米Verizon Wirelessが何の手立てもなく、首位の座を譲るとは考えられず、米Verizon Wirelessの今後の動向に注目が集まる。


【キーワード】

☆好調な米Verizonと米T-Mobile!!
※2004年上期におけるユーザ増は米Verizonが290万、米T-Mobileは230万となった。

★最大手へ躍り出る新生Cingular!!
※米Cingularが米AT&T Wirelessを買収したことで、一躍米国最大手へと変貌する。

☆3G化が進む米国市場!!
※CDMA2000 1xEV-DOに、W-CDMA方式、2005年にはHSDPA方式も提供される見込みだ。


【10.その他の動向】

再編劇の火蓋が切られた米国市場

米Cingular Wirelessによる米AT&T Wireless Servicesの買収は、米国市場における再編劇の終わりではなく、はじまりとみられている。すでに事業者各社による値引き競争の激化から、現在ではサービス・エリアが広大であるほど有利になる構図が一段と強まっている。新生Cingular Wirelessの誕生により、全米をエリアとする大手事業者は6社から5社に減少し、さらに統合が進むことで将来的には3〜4社になるものとみられている。


【目次/図表】

要約
キーワード
  図:北米における携帯電話市場
  図:大手米国事業者6社における累積ユーザ数の推移(2003年3月〜2004年6月)
  表:大手米国事業者6社における累積ユーザ数の推移
  表/図:2004年6月末における北米市場シェア

1.市場概況
 新生Cingularの誕生が再編劇開幕の兆し
 2005年には米国でも3Gが続々と開始

2.米Verizon Wirelessの動向
  表:米Verizon Wirelessの累積ユーザ数
 2004年内に1xEV-DO方式を全体の1/3にまで拡大
 9月に全世界で利用可能な端末の販売を開始
 8月からMSN Mobileの利用が可能に
 7月に米NextWaveの広帯域PCS周波数免許を獲得
 7月に米Qwestから周波数免許とネットワーク資産を買収
 6月にテキスト・メッセージング・サービスを28ヶ国に拡張
 3月にSK Telecomと1xEV-DO方式などで提携
 米国市場展開に四苦八苦する英Vodafone

3.米Cingular Wirelessの動向
  表:米Cingular Wirelessの累積ユーザ数
 2006年には複数都市でW-CDMA方式を導入
 9月から障害者向け音声読上サービスを開始
 8月から米AT&T Wireless間でMMSを共同提供
 4月に米NextWaveからの周波数免許買収が完了
 2月に米AT&T Wirelessを買収

4.米AT&T Wireless Servicesの動向
  表:米AT&T Wireless Servicesの累積ユーザ数
 10月から音楽配信サービスを開始
 AT&Tブランドの利用条件を修正
 7月から全米4都市でW-CDMA方式を開始
  表:W-CDMA方式端末と価格
 7月にEDGE/GPRS方式対応データ通信カードを投入
 4月に曲名検索サービスを開始
 新生Cingular Wirelessの誕生の利点

5.米Sprintの動向
  表:米Sprintの累積ユーザ数
 2004年後半に1xEV-DO方式の導入を開始
 8月に世界1,000ヶ所のカメラ映像を視聴可能なサービスを開始
 8月にPCS VisionにQuickTimeを採用
 8月からストリーミング配信サービスを開始
 4月にPTT機能とカメラを搭載した端末を投入

6.米T-Mobile USAの動向
  表:米T-Mobile USAの累積ユーザ数
 8月に加Nortelとのインフラ供給契約を拡大
 5月に親会社経由で米Cingularのネットワークを取得
 2月に米SMEと着信メロディや画像などの配信で提携
 2月にNokiaとインフラ増強契約を締結

7.米Nextel Communicationsの動向
  表:米Nextel Communicationsの累積ユーザ数
 2005年にiDENをWiDEN方式へ更新
 6月から音声メッセージ送信サービスを開始
 4月からFLASH-OFDM方式サービスを開始

8.その他の米国事業者の動向
 6月から着うたの提供を開始した米Virgin MobileとUMG
 米Sprintとの提携で携帯電話事業へ再参入する米AT&T
 自社ブランドのプリペイド携帯電話を提供中の米7-Eleven

9.メーカの動向
 米Motorolaの動向
  2005年上期にiTunes搭載端末を投入
  2004年内にNFC/非接触型決済システム試験を開始
  8月に米HPと携帯電話ネットワークのインフラで提携
  7月にPoCソリューションの提供を開始
  7月に共同開発による無線LAN機能搭載端末を発表
  5月に中国でアプリケーション・センターを開設
  3月に米MTVとコンテンツ提供で提携
  3月に中国向けLinuxケータイを投入
 米Lucent Technologiesの動向
  9月にGuangdong Unicomから追加契約を獲得
  9月に南京のR&Dセンターに追加投資
  7月に米Verizon Wirelessと設備機器納入契約を締結
 米QUALCOMMの動向
  10月に1xEV-DO Platinum MulticastとFLO方式を発表
  10月にNTTドコモとW-CDMA方式の世界展開に向けて提携
  9月に米Microsoftとコンテンツ配信で提携
  9月に半導体設計メーカの米Spikeを買収
  6月にAustinで新たな半導体設計施設を開設
  2005年以降にデジタル家電向けLSIを製品化
  表:MSM7500/MSM7200/MSM7600の概要
  5月にTataにBREWChatの提供を開始
  3月に米RealNetworksとライセンス契約を締結
  3月に米ATIと携帯電話向けグラフィック技術で提携
  3月に米MicrosoftとBREW向けサービスで提携
 米Sun Microsystemsの動向
  6月にVodafone Groupと3G向けJavaで提携
  携帯電話向けJavaの統一化を推進
 2004年中にNFCによる決済試験を開始する蘭Philipsなど
 10月にFLASH-OFDM方式で提携した米Flarionと独Siemens
 9月から蘭でFLASH-OFDM方式試験を開始した米Flarion
 6月にFlash Lite 1.1を投入した米Macromedia
 2005年9月に北米市場へ大攻勢を図るPMC

10.その他の動向
 再編劇の火蓋が切られた米国市場
 新生Cingularへの接触を図るドコモ
 5月にWLNPの利用地域が全国に拡大

11.関連リンク
  表:関連リンク(五十音順)


mレポート」サイト内における文書や写真、イラストなどコンテンツの著作権は、原則として、エムレポートに帰属します。著作権法に定められた引用の範囲を超え、エムレポートに無断で「mレポート」のコンテンツを複製あるいは転載、改変、編集、頒布、販売など行うことはできません。なお、「mレポート」へのリンクはトップページ及び記事ページとも、エムレポートに連絡することなく自由にリンクしていただいて構いません。
Copyright(c) 2003 m-report All rights reserved.